会社設立&経営

【疑問】マイクロ法人は本当にお得?初めての確定申告。

マイクロ法人を立ち上げ、初めての確定申告にぶち当たります。

今まで散々聞いてきました。

確定申告は非常にめんどくさい!

法人と個人ではレベルが違う!と

そんなにめんどくさいものをやりたくないが、時期が迫ってきているので、現在使用しているfreee会計で確定申告を行うにはどうすればよいか、今担当してもらっている個人事業主の税理士に頼むとどうなるのか、また、本当にマイクロ法人はお得なのか??を考察します。

正直今かなりの疑問を持っています、、、

はいぼ
手間の割にお得じゃなくない?

今回は

ポイント

マイクロ法人は本当にお得か考える

マイクロ法人の維持費

法人機材の減価償却

保険料は経費

について記載します。

マイクロ法人とは法人の売上、手取りを最小限にすることで社保、年金の最適化することです。会社の売上を上げてウハウハやりたい人は除外してください。

マイクロ法人とは

マイクロ法人とは何度もやっていますが個人事業主+法人の二刀流で社会保険を最低限のお金で受け取ろう!といった手法です。

詳しくは両学長の動画or自分の過去記事を参考にしてください。

両学長を見てマイクロ法人を立ち上げる 〜 その1 断捨離、副業の事業決定までの巻 〜

はいぼこんにちは〜はいぼです‼️ それでは今日もお金の勉強していきましょー!で始まる両学長に感化され、マイクロ法人を立ち上げることにしました!ここまでに至る経緯を、なぜ立ち ...

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その記事内での文言を見返してみると以下のような記述があります⬇️


参考

自分の本事業は歯科を行なっていますが法人化していないため脱毛サロンを法人化し節税のメリットを存分に受けようかと考えました。現在支払っている健康保険料、年金を合わせると月に9万円ほどかかっています。(家族分込み)

そこでマイクロ法人の節税を存分に受けるとどのようなことが起こるか‼️

最低賃金に給与を設定すると保険料年金一月で約20,000円ほどになる計算‼️

何ー!まじかー!年間100万近く払っていた保険料年金が半分以下になる‼️そして脱毛もできる!


どうでしょうか?

一見お得のように見えませんか??

ここでは年間100万が正確には保険料+年金が年間約26万円になるってこと、

年間70マンくらい浮くならやろうかな!

と思いますよね?脱毛もできるし!

イデコについて

ちょっとその前に、あなたはイデコをやっていますか?イデコをやっているなら、法人になることで満額68,000円が満額23,000円に減額されます。つまり差額45,000円がなくなります。節税できなくなります。年間で540,000円ですね。

この時点で70万以上保険料が減ろうとも、イデコの金額が下がるのでそこまでお得ですか?

ポイント

節約70万円−イデコ54万円=差額 約16万円

俺はイデコやってないから大丈夫!と思っている方もいると思います。

イデコやっていないから関係ない。

そんな方はまず、イデコからをおすすめします_:(´ཀ`」 ∠):税金のコントロールすぐにできます。

でもね、イデコだけじゃないんだな、

法人立ち上げの機材の経費 定率法、定額法

機材を買わない人は関係ないけど、脱毛器は300万くらいしました。

個人事業主の人なら減価償却で年間いくらになるか計算すると思います。

脱毛器は5年だったので毎年60万円かと思っていました。

ただ法人で初めて知ったけど、法人の減価償却は個人事業とは変わってて、定率法ってのがとられる。

結構一気に一年目から焼却される。100万くらい。

なんかの間違いか?と思ったが、正しいらしい、知らないことはいっぱいだ!

(加筆)⬇️

定率法と定額法

上記した定率法は利益が上がっている会社が一度に多く経費として計上できる方法。

毎年同じ額を経費にするのは定額法。

法人だから定率法といった縛りはなく、どちらでも選べるとのこと、最近調べて分かりました。

マイクロ法人を運営するにあたりどちらがいいかはその年の決算によるでしょう。

今回私の場合は定額法にすべきだと思いますが、

マイクロ法人の維持費

さて、学長の動画をよく見ている人、またマイクロ法人を立ち上げた人はご存知でしょう。

マイクロ法人にかかる費用!

こちらを考えていきます。

マイクロ法人立ち上げ費用

合同会社開設に関する費用

圧倒的に費用とは言いませんが自分の時間めちゃくちゃ使いました。

覚えたことも多いけど、と、まぁそれ金銭面で

開業のお金ポイント

ハンコ代     約4,000

収入印紙     約60,000円

フリー年間    約26,000円

定款作成費    約5,000円

合計 約95,000円

その他印鑑証明取得代など端数がいくらかあります。

株式会社で設立すると定款全部で30万円くらいですね!

マイクロ法人維持費

合同会社の年間の維持費

維持費ポイント

法人住民税 7万円

あくまでマイクロ法人での計算。売上上げていくとその他とられる税金は上がります。

どれくらい利益を残すとどれくらい税金が発生するのか、簡単な法人税計算シュミレーションがあります。→ リンク

その他、会計ソフトを使うのか?フリーやマネーフォワード、税理士に頼むのかで年間の額が変動します。

私は税理士に依頼したため年間約20万くらい見た方が良いでしょう。

その他もちろん保険料+年金代もかかりますよ!自分の給料もね!

確定申告の処理

そして確定申告の時期、どうするか、

ポイント

フリーで行う場合約28,000円

税理士に頼む場合約80,000円(相場よりかなり安いと思います)二期目から12万円になりました…

自分でやる場合 0円?〜20万円?

こんな感じになりますね。

さて、多くのマイクロ法人初心者は自分でやってみよう!

と考えると思いますが、結論

むり!

これは無理、何が無理か?書類を用意するのが無理。時間が無理、

自分でやるなら確定申告用のソフト買わないとダメだ、でもそのソフトが高い。

10〜20万くらいするらしい、無理ー!←そこまでしないでしょうが。

では、フリーに頼むのか?税理士に頼むのか?

フリーはかなり安いが、またお金がかかっちゃうよね。

しかも帳簿の整理の仕方を直接電話で聞くことはできない。

メールでの問い合わせになるからめんどくさい。

結局めんどくささが上回って税理士に依頼しました。

その後フリーを解約、自営業+マイクロ法人を合わせて処理してもらっています。

マイクロ法人と自営、年間の差額は?

社会保険で得られる節税、保険のメリットは約70万円

それに対して最低毎年かかる金額は 支払い費用 法人税7万円 +    確定申告代 人による

これを差し引きすると 約50〜60万円ほどでしょうか?

さらにイデコの節税の差額は540,000円

自分の場合年間で払う額:法人税7万円+確定申告 =  約20万円

メリットはやはり約50万円になる。

そしてイデコの差額54万円を考えると

マイナス4万円?

マイクロ法人は…微妙か?

保険料は経費?

最後に保険料は経費になるのか?を頭に入れておく。

マイクロ法人を設立することで国民健康保険から社会保険に加入することになる。

これにより

今まで保険料が経費になっていなかったが、経費算入できるようになる。

それじゃぁお得じゃん!

と、思う人もいるかもしれません。

でも経費にならないだけで確定申告の時に控除できるんだよね。結局同じじゃない?

結局

イデコをやるやらないに関係なくマイクロ法人をおすすめできる人は、イデコを加入しない人、意外考えられないかもしれない。

売り上げを爆発させて、マイクロでない法人にするならメリットがある。

最大税率が個人事業と法人では全然違うからね、でも、保険料のみで考えるのは、自分の時間がかなり奪われることを考えるとかなり厳しいと思えてきました。

保険料の控除も考えようね!単純に50万下がるのではなく、保険料+年金で支払った額は控除されているからね。50万にかかる税金も差し引きしないと本当の数字は出てきませんよ!こんなことも考えていると本当にやるメリットはあるのか?

年間のメリットは30万以下になる人も多いのでは?むしろイデコの面を考えるとやっぱり無しでは?

どうしよう、マイクロ法人を畳む場合も視野に入れないと。しかし、畳むのもお金がかかります。

会社の畳み方はどのみち勉強しないといけないからね。。。

マイクロ法人を畳む場合、また解散の手続きをしなくてはならない

また保険の切り替えもしないといけない、書類を出さないといけない、

進むのも戻るもの、めんどくさいですねぇ( ;∀;)

これもマイクロ法人の落とし穴なのかな??

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